たまみず

たまみずとは希望あふれる雪解け水。
澄んだ、きらきらとした雫をイメージした
曲がる靴べらです。
新古今和歌集の中から、その美しさを詠った言葉
雪の玉水 にちなみ
『たまみず』
と名付けました。

《たまみず》を使用して靴を履く時に、
特別なことは何一つありません。
いつも通り使っていただくだけです。
しかし使用感は特別です。
優しく踵に寄り添い、
あるはずの抵抗感がなく、するりと履くことができます。
使ったあとは平らにすることもでき、
カバンやポケットにすっぽり収まるサイズ感。
スマートに歩き出しましょう。

《たまみず》は2種類の美しい仕上げからお選びいただけます。

●春を待ちきれず滴り落ちる雪解け水の澄んだ雫をイメージした、
気品あふれるマットな表面、側面はつるりと、さりげない鏡面仕上げ。

鋳造後に職人が一つ一つワイヤー仕上げでマットにし、
側面を美しく輝く鏡のように磨き上げております。
さりげない質感の変化が優美な印象を与えています。

●春の訪れを喜ぶように、次々と滴り落ちるきらきらとした、
雪解け水の雫をイメージし鍛金技法による槌目模様を用いた透明感のある表面の上品な仕上げ。

400年にわたり育まれてきた、伝統的工芸品である高岡銅器の職人の技、
美しさを追い求めた専用の金槌で槌目模様をひとつひとつ手打ちしております。
金槌で叩くことで、すずが鍛えられ強度が増し、美しさと丈夫さを兼ね備えた上質な逸品です。

すずについて

《たまみず》で使用されている柔らかい金属 すず とは、
1300年前から日本で使用されている歴史のある金属で、古くから装飾品や食器などに利用されてきました。

すず の特徴は
『高価な金属で錆びにくく、割れにくく、抗菌効果があり衛生的な素材です。』

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