Famaco

特別な時に特別なひと時。

革のポテンシャルを引き上げる
そんな乳化性クリームを探していました。

芸術大国フランス
パリで生み出された靴クリーム。
その色合いは絶妙で靴本来の色を変えず
艶も革もしっとりと仕上がります。

白い洗練されたデザインの箱を開けると
高級化粧品と勘違いするほど美しい瓶が現れる。

それを見たとたん、気分が高揚するのを感じた。
靴にクリームを塗り、仕上げると
どんな表情になるのか今から非常に楽しみだ。

程よく緊張しながら、そっと瓶の蓋をあける。

上品な甘い香りが鼻孔をくすぐる。

ここはお菓子の街
フランスは『ストラス・ブール』

甘さ控えめなショコラのよう。

その香りは
ナッツのようなアルガンオイル。
はちみつの香りビーズワックス。
椰子から抽出したカルナバワックスが
ふんだんに使われているからだろう。

ぎっしりと詰まっているクリームを眺めながら
いつもの使い慣れたぺネトレィトブラシを持つ。
特別な日だから細部までしっかりと時間をかけクリームを塗り込む。

さらっとしていて伸びやかな乳化性クリームだ。
心地よく革の上を滑っていく。

色づきはいつも使っている
M.MOWBRAYのシュークリームジャーよりも
染み込み補色しているように感じる。

しばしの休憩ののち、
ブラッシングも入念にしよう。

私にとってこれが至福の時間である。

芸術に慣れ親しんだフランス人の色彩感覚。
そんな彼ら、彼女らに生み出された色は、
絶妙に曖昧で、不思議と靴の色トーンを変えない色合いだ。

オリジナルのポテンシャルを引き上げてくれる仕上がりになってくれる。

艶は革の質感を潰さず、その革の特性に見合った
落ち着きながらも気品あふれるそんな艶感を演出している。

しっとり保湿されブラッシングだけで充分美しく
清潔で重厚感のある
落ち着いたオーラを纏っている。

明日はきっとうまくいく。
そんな予感が今からはっきりと感じられる。

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